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沖縄戦。

最終日の今日は、沖縄陸軍病院壕跡と、昨年建立された「憲法9条の碑」に行きました。
記念碑の裏面には、韓国語や英語で憲法9条が書かれてありました。

「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」

(英訳)
「Aspiring sincerely to an international peace based on justice and order, the Japanese people forever renounce war as a sovereign right of the nation and the threat or use of force as means of settling international disputes.」

という、英訳文をマジマジと読んでカーシムの一言。
「永久に戦争を放棄する、とあるけど、”戦争のサポート”はいいの?イラクでアメリカの戦争のサポートしているのはどうなるの?」

ここなんですよね、問題は。この矛盾。アフガニスタンでもイラクでもここがバレてきているわけです。これまでに「憲法9条」の放ってきた”平和ビーム”が強かったために、そのギャップも大きい。日本は、日本人は見られてる。良くも悪くも見られてる。アラブの国々も、アジアの国々も、私たちが思っている以上に見ている。
香港で言われた。
「日本で、市民が平和憲法を守ろうとか、そういう平和運動やってるなんてこと、私の国ではほとんど知られてないよ。日本人はみんな軍備拡大したいのかと思ってた」
「9条世界会議」の海外スピーカーの中にも同じことを言う人がいた。
明日には延ばせないくらいに、事態は切迫しているかも。
「憲法9条」は国内問題ではない。間違いなく「国際問題」だと思う。
もっと、伝えなくては。日本の外に日本の市民が何を思っているかを、伝えなくては。

今日の平和ガイドを申し出てくれた方々なんと3人。イラクから来た、ということでみなさん駆けつけてくれたわけです。結構話し込んでいました。カーシムが抱いていたオキナワのイメージに、オキナワの人たちも悲しそうでした。でも、壕の見学に来ていた女子中学生に話しかけてカーシムを紹介したら、「イラクのイメージは……戦争!」と言ってました。確かに、イラクのイメージは「テロ」って答える人も少なくないですね。きっと、それを聞いてイラク人は同じように悲しいんだろうな。

その後、潮平権現壕に行きました。実際に中に入ってみました。壕の入口には「手榴弾注意」と赤字で書かれてありました!壕の中には割れたお茶碗など日用品がたくさんありました。劣悪な環境で、さらに暗がりでの3ヶ月。想像を絶する極限状態だったと思います。カーシムは非常に興味深くガイドさんの話を聞いていました。集団自決に関しても、何度も驚いた表情をしていました。でも、バグダッドではイラク軍やイラク警察がイラク市民を大量に殺してるよな。。。

夕方6時からは船員会館でラストの報告会。今回、カーシムは自分が米軍に連行された時の話を具体的にしました。
「僕の個人的体験が、イラクの状況を想像する一助になれば幸いです。そして、必ずオキナワの人々の体験と、心に根ざした非暴力の精神をイラクの人々に伝えます」と締めくくりました。

さて、現在地は東京。寒いですね。明日は、北海道。温度差ありすぎ。
手洗いとうがい、忘れずに。
by nao-takato | 2008-11-11 03:55 | 報告会/来日ツアー

リアルタイムでイラクの今をお知らせする為の公開日記


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