イラク避難民inアンマンにリハビリ機器
2008年 07月 16日
6月、CRPアンマンチームに手渡したみなさんからのカンパ$3,680-、その内$500-でリハビリ機器を購入したと連絡が来ました。CRPアンマンチームにカンパを渡した様子はこちら

左は今回一緒にヨルダンに行ったイホネットメンバー。右がムスタファくん、27歳。2003年4月1日、アンテナを直しに自宅の屋根に上ったところ、米軍のロケットが、標的だったはずの近くの警察署から外れて彼の家に命中。彼は大けがをし、半身不随に。アメリカの国防総省と多国籍軍から「事故証明書」が出されており、見せてもらいました。現場の状況なども記してあり「誤爆により負傷」と認めてありましたが、「イラクでは治療不可」とも記されていました。当時、彼は学生をしながら叔父の電気店を手伝っていたそうですが、しばらくしてヨルダンに移ってきたそうです。
治療費と生活費として、2つのNGOから合わせて230ヨルダンディナール(約34,000円)が支給されているとのことでした。その内家賃だけで半分なくなってしまうので、物価の高いヨルダンではかなり厳しい状況にあるようです。弟に付き添われてリハビリセンターにも通っているそうですが、自宅でも自力で立てるようリハビリ機器を使っていました。ですが、←この写真の機器は期限付きで知人から借りていたので、返却期限が迫っているということでした。

新しく購入したリハビリ機器。CRPにカンパを手渡した時、ムスタファのリハビリ機器購入に関してはほぼ合意が取れており、私たちの帰国後、CRPがすぐに手配をしてくれていました。他2名にも車椅子を届けてもらう予定でしたが、別のNGOが車椅子の提供をしてくれたという報告がありました。
現在、残金$3,180-に関しての使い道を協議中。日に日に増えているマイクロプロジェクトの資金にするのが一番のニーズと考え中。「マイクロプロジェクト」というのは、ノーベル平和賞のムハンマド・ユヌス氏の「マイクロクレジット」に似ています。避難民の人たちが自分の資格や特技を活かして生活の糧を得られるように小額の資金をカンパするというものです。例えば、縫製、ピクルス作り、ヘアーサロンなど。
CRPのマイクロプロジェクトはこちら


治療費と生活費として、2つのNGOから合わせて230ヨルダンディナール(約34,000円)が支給されているとのことでした。その内家賃だけで半分なくなってしまうので、物価の高いヨルダンではかなり厳しい状況にあるようです。弟に付き添われてリハビリセンターにも通っているそうですが、自宅でも自力で立てるようリハビリ機器を使っていました。ですが、←この写真の機器は期限付きで知人から借りていたので、返却期限が迫っているということでした。

新しく購入したリハビリ機器。CRPにカンパを手渡した時、ムスタファのリハビリ機器購入に関してはほぼ合意が取れており、私たちの帰国後、CRPがすぐに手配をしてくれていました。他2名にも車椅子を届けてもらう予定でしたが、別のNGOが車椅子の提供をしてくれたという報告がありました。
現在、残金$3,180-に関しての使い道を協議中。日に日に増えているマイクロプロジェクトの資金にするのが一番のニーズと考え中。「マイクロプロジェクト」というのは、ノーベル平和賞のムハンマド・ユヌス氏の「マイクロクレジット」に似ています。避難民の人たちが自分の資格や特技を活かして生活の糧を得られるように小額の資金をカンパするというものです。例えば、縫製、ピクルス作り、ヘアーサロンなど。
CRPのマイクロプロジェクトはこちら
by nao-takato
| 2008-07-16 15:33
| 支援/プロジェクト