1月29日 視点
2006年 01月 30日
クーリエジャポン(講談社)という雑誌が、昨年12月に創刊した。「世界にはメディアの数だけ視点がある!」というキャッチで、1冊まるまる外国のメディアの日本語訳というかなり画期的なものだ。月2回発行されている。しかも、欧米の主要メディアにとどまっていないところがおもしろい。中東や南米、アフリカの新聞なども拾っていて、興味深い。話題も政治、映画、スポーツと多岐にわたる。
今号は表紙がブッシュ大統領。イラクでの囚人虐待、国内での盗聴、CIAの秘密収容所などについて、ニューヨークタイムズ、タイム、英ガーディアンなどの記事で特集されている。中でも、かなり驚愕だったのは、2000年にCIAがイランに核開発設計図を渡していたという部分。スパイ小説かと勘違いしてしまいそうだった。ニューヨークタイムズの記者ジェームズライゼン氏が出したばかりの著書『ステート・オブ・ウォー』で書かれたものだ。
イラクに滞在中、よくこんなことを思った。
「事実は小説より奇なり」
世の中には私たちの知らない別世界があるようだ。
今号は表紙がブッシュ大統領。イラクでの囚人虐待、国内での盗聴、CIAの秘密収容所などについて、ニューヨークタイムズ、タイム、英ガーディアンなどの記事で特集されている。中でも、かなり驚愕だったのは、2000年にCIAがイランに核開発設計図を渡していたという部分。スパイ小説かと勘違いしてしまいそうだった。ニューヨークタイムズの記者ジェームズライゼン氏が出したばかりの著書『ステート・オブ・ウォー』で書かれたものだ。
イラクに滞在中、よくこんなことを思った。
「事実は小説より奇なり」
世の中には私たちの知らない別世界があるようだ。
by nao-takato
| 2006-01-30 05:45
| イラク以外