イラク出張報告(1)久々のバグダッド!医療ミッションinファルージャ
2012年 07月 15日
主に医療支援のため、7月5〜12日までイラクのファルージャに出張してまいりました。
空から見たバグダッド。2004年の事件後、NPOのセスナ機で攻撃を避けるために旋回しながらイラクを飛び立ちました。バグダッドに降り立ったのはそれ以来。機内で、思い出に浸る…。泣きながらテレビカメラに「ナホコを解放して」と訴えたストリートの子どもたちを思い出して、涙。あれから、8年。みんなもう子どもじゃないね。だいぶ前だけど、何人かは結婚式の写真と映像を送ってきたことがありました。ラマダン(断食月)のイフタール(食事)の時には、不在の私のネームプレートを置いた席まで用意してくれてたっけ…。会いたいなぁ。でも、まだまだガマン…。


(左)米軍の組織的虐待と拷問で知られたアブグレイブ尋問センター。(右)イラクと言えば!ナツメヤシ!


(左)4年くらい前に完成した新しいファルージャ総合病院。私が03年、04年に医療品を届けていたのは古い方の総合病院。もうすぐ母子病院もできます。(右)新規開設されたファルージャ心臓ケアセンター。完成セレモニーは、7月2日に行われました。
04年に名古屋に医療研修で来日していたティクリートのムハンマド医師です。小児心臓ケアの医療研修のため2年近くインドに留学していた彼は、昨年末にイラクに帰国しました。今年4月、彼と連絡を取り、7月にファルージャで行われる医療ミッションに参加するようすすめました。そして、まずは米NGOとイラク北部のスレイマニヤで引き合わせました。その時の様子はコチラをどうぞ。 そして、ファルージャ総合病院でそのムハンマド医師と再会!目だけ見て彼の名前を呼んだら、隣にいたアメリカ人が「顔を見ないでよくわかるね!」と…(笑)


(左)アメリカ人医師のカテーテルオペを受けるジャシム(3歳)。(右)オペ室から出てきたジャシム。この後、しばらく泣いていたが経過は良好。
この日、4人目の手術。イラフ(13歳)の手を取って、カーク医師が手術前に祈りの言葉。母親は涙ぐむ。手術は成功でした!



(左)米軍の組織的虐待と拷問で知られたアブグレイブ尋問センター。(右)イラクと言えば!ナツメヤシ!


(左)4年くらい前に完成した新しいファルージャ総合病院。私が03年、04年に医療品を届けていたのは古い方の総合病院。もうすぐ母子病院もできます。(右)新規開設されたファルージャ心臓ケアセンター。完成セレモニーは、7月2日に行われました。



(左)アメリカ人医師のカテーテルオペを受けるジャシム(3歳)。(右)オペ室から出てきたジャシム。この後、しばらく泣いていたが経過は良好。

by nao-takato
| 2012-07-15 00:51
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