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私たちが生きている"システム"

数日前のことなんですが…。
イラク難民の職業訓練コースというか、
食品製造とマーケティング講座というのがあって、
友人たちが通っているので見学に行きました。
とってもいい講師で、とてもいい講座で、
受講生たち(イラク難民女性21名)も本当に楽しそうでした(^^)

でも、ちょっと疲れたぞ(-_-)

なんで疲れたかと言いますと…。
まず、訓練してもヨルダンでは就職不可なんだな。
念のため主催団体のドクターSに聞いたけど、やっぱり不可。
苦笑しながら「将来役に立てばいい」と言ってた。

確かにマーケティング&経営講座はためになる。
それに、特典がいい。
1週間の講座を修了すると、
キッチングッズ(鍋セットなど段ボール1箱分に食器にガス台も!)が大量にもらえて、
ちょっと現金ももらえる。
仕事に就けない難民たちが、学べて、もらえて、現金ゲットなので魅力的。

主催は米国務省のUSAIDの出先機関。
講座の修了証には「アメリカ政府からのギフト」って書いてありました。

そんなことは百も承知で行ったんだけど、
9時〜1時までの講義を見学してたらいろいろ考えちゃって。
いいプロジェクトだなと思えたから余計にね。
そこで働く人たちもいい人たちだから余計にね。

何を考えたかと言いますと…。
片方で大金注ぎ込んでイラク人を追いつめて難民を量産して、
もう片方でも大金注ぎ込んで難民"支援"するわけね。
世界中でこんなことしてるわけね。
だったら、難民を増やすような武力行使やめたらって思ったわけね。
そのポリシーを考えながら、笑顔で講義を聞いて、
このなんともしがたいシステムについて考え出したら、疲れたわ。

だから、途中から廊下でヨガをやってましたの。

さ、食料支援、がんばろ。
難民の子どもたちがお腹空かせてるから。
by nao-takato | 2011-04-03 04:49 | 平和/対話

リアルタイムでイラクの今をお知らせする為の公開日記


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