不穏な空気のラマディ
2009年 07月 18日
ここ最近、ラマディは悪いニュースが続いていましたが、カーシムからのメールも悲しい報せでした。以下、日本語訳を載せます。
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7月10日、ラマディ母子病院のドクターハミースが仕掛け爆弾を受けて死亡。
ドクターハミースは、あなたが2003年に最初にラマディの病院を訪ねた時に会った人です。
あごひげのドクターを覚えてますか?
今度、母子病院の新しいマネージャーになる予定でした。
7月13日、数日前のことですが、車がラマディ中心部の混雑した交差点で自爆しました。
多くの人が亡くなりましたが、その内の1人はニダールさんの甥っ子でした。
彼は、交通警察官だったのです。
(筆者注:ニダールさんとは、ラマディ女性の自立支援NPOの代表の女性です。4月にラマディを訪問した時に彼女にインタビューをし、医療用ベッドシーツを発注しました)
おそらく他に7名が殺されたと思います。
イラク警察は、燃料を積んだ車が爆発したことが原因と言っていますが、人々は野菜と一緒に爆弾が積まれた車が知事の車列を待ち伏せしたのではと話しています。
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この写真は、4月にラマディでニダールさんのNPOに医療用ベッドシーツを発注した時のものです。女性が活躍できる状況が続いていたのです。あんなに穏やかだったラマディが崩れていくようで、悲しいです。女性たちはまた家に閉じこもって不安を募らせることになるのでしょうか?選挙に向けてしばらくは不安定な状況が続くかもしれません。
今朝早く、ラマディのハイダ一家から電話がありました。ハイダの小さな息子ヤーメンが電話口で「ナーホーコー」と言っていました。「またどこかで会おうね」と言って電話を切りました。どうか無事でいてください。写真のタイトルは「ヤーメン、ナホコにキス」(今月初め、イラクのスレイマニアにて)
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7月10日、ラマディ母子病院のドクターハミースが仕掛け爆弾を受けて死亡。
ドクターハミースは、あなたが2003年に最初にラマディの病院を訪ねた時に会った人です。
あごひげのドクターを覚えてますか?
今度、母子病院の新しいマネージャーになる予定でした。
7月13日、数日前のことですが、車がラマディ中心部の混雑した交差点で自爆しました。
多くの人が亡くなりましたが、その内の1人はニダールさんの甥っ子でした。
彼は、交通警察官だったのです。
(筆者注:ニダールさんとは、ラマディ女性の自立支援NPOの代表の女性です。4月にラマディを訪問した時に彼女にインタビューをし、医療用ベッドシーツを発注しました)
おそらく他に7名が殺されたと思います。
イラク警察は、燃料を積んだ車が爆発したことが原因と言っていますが、人々は野菜と一緒に爆弾が積まれた車が知事の車列を待ち伏せしたのではと話しています。
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by nao-takato
| 2009-07-18 23:31
| ラマディ/ファルージャ