「モスルをもっと美しく!」街の再建に奔走するホープメーカーたちを支援したい!

b0006916_20240095.jpg

#グリーンTee のみんなは、モスルの若者たちです。

2014年6月にモスルがISの手に落ちてから2年半もの間、恐怖の中を生き延びてきました。

当時、高校生だった子たちは20歳になり、

これから高校卒業に向けて学校に復帰します。

この年代の子たちは、生まれてからずっと苦難が続いています。


メンバーの1人 Aくん。

5歳の時に「アメリカがイラクを攻撃した」いわゆる"イラク戦争”が始まります。

そして、米軍占領下の2007年のある日(Aくん当時9歳) 、自宅を米軍に襲われます。


夜中に突然やってきた米兵たちは、母親と姉妹、そして彼を外に追い出し、

父親は「容疑者」として目隠しをされ、米軍車両で連れ去られました。

4時間もの間、米兵たちはドアを壊し、部屋じゅうを壊しまくっていたと言います。


大きな音、叫び声、痛みの声...。

彼はその時

「この先、僕たちの運命はどうなるんだろう...」

と不安になったと言います。


4時間後、米軍が父親を連れて戻ってきましたが、

ただ一言「Sorry!(すまんね!)」と言われたそうです。

やっと家の中に戻ることができましたが、

部屋はめちゃくちゃに壊されており、

現金やカメラも盗まれていたと言います。

それなのに「米兵は父親の首を殴り、何でもかんでも盗んでいった」と声を詰まらせました。


2014年、彼は高校2年生になりました。

「アメリカにめちゃくちゃにされた」後も、イラクは混迷し続けました。


そして、公開処刑で人々を恐怖に陥れて隷属させる「恐怖のIS支配」に、

3年近くも置かれることになったのでした。

「友だちも失った... たくさんのものを失った3年間だった」

と彼は語ります。


グリーンTeeのメンバーはみんな、恐怖体験をしています。拷問も...。
3年間、この子たちは再び「この先どうなるんだろう..」と不安を抱き、

未来を描くどころか、

常にどうやって殺されるかのオプションを考えざるを得ない状況に置かれてきたのです。

処刑か、空爆か、爆弾か、狙撃か...。



そんなつらすぎる経験をした地元の若者が、

ISから解放された直後に

#モスルをもっと美しく!」

というキャンペーンを呼びかけました。


Aくんはじめたくさんの若者たちがこれに賛同し、

一気に広がっていきました。


b0006916_20234588.jpg

彼らが最初にキャンペーンとして始めたのが、

爆弾などでボコボコになった道路の清掃と、

黒焦げになったモスル市内の病院の清掃と修繕でした。

そのための工具や資材を支援しようとモスルの外にいる私たちも動き出しました。


b0006916_20254492.jpg
b0006916_20243620.jpg


彼らの活動は、道路や病院だけでなく、

学校、公共の施設の清掃、修繕や危険の除去、

未だ解放されていないモスル西部への緊急支援、避難民家族のケアなど、

とても献身的に働いています。


b0006916_20404727.jpg
b0006916_20540252.jpg


その姿はまず、モスル市民たちを励ましました。


b0006916_20532083.jpg



前出のAくんは、

「このキャンペーンは僕の生きがい」

と笑顔を見せます。


ISが残した「負の遺産」を一掃したい。

壁を白くきれいにして、そこにきれいな絵を描いて、モスルの美しいイメージを描きたい。

モスルはISのものじゃない。

アメリカや他の国の人たちが思うような歪んだイメージは本当のモスルじゃない。

宗教とか宗派とかに偏ったイメージも違う。

本当のモスルを知ってほしい。

僕たちの本当の姿を見てほしんだ。

僕たちは平和がほしいだけ。

平和に暮らしたいだけなんだ。

b0006916_20405555.jpg


そして、自分たちでモスルを再建するという意思を

自分たち自身が持ちたいんだ。


彼らの意思と行動にビビビッときた私は、さらなる協力を申し出ました。

この活動は継続させるべきですが、

モスル全面解放まではまだ時間もかかりそうですし、

彼らも彼らの家族も経済的に大変です。

公務員の仕事の再開は始まったばかり。

まだ手続き中の人も多く、給料をもらえていない人たちがたくさんいます。

「解放」されたと言っても以前の生活を取り戻すまでには至っていないのです。


そんな状況ですから、彼らがずっと持ち出しでやっていくのには限界がありました。

そこで私は、彼らに月ごとに報酬を出すことを提案しました。

b0006916_06032430.jpg

そしてもう一つ。

私自身の14年間のイラク支援の中で学んだこと。

「建物の再建は心の再建」

武力行使だけではテロの撲滅には至らない、

テロの拡散につながってしまうということも痛感していました。


ですから、

#絶望から希望へ 歩き出そうとする若者を、

再建を自分たちの手で!と動き出した彼らを、

私たちもしっかりサポートしなくちゃ!と思うのでした。


だから、これは私にとっての

#テロとのたたかい

というわけです。


b0006916_05502851.jpg

ぜひ応援してください〜!

3年近く、外界とのつながりを絶たれてきた彼らとつながってください。

日本からも応援しているよと伝えてくださいね〜!

ハッシュタグ #GreenTee#グリーンTee をつけてくださるとつながりやすいです〜!


イラク支援カンパの振替先はこちらになります☆

#モスル若者支援プロジェクト #モスルをもっと美しく #グリーンTee #GreenTee #テロとのたたかい #武器ではなく工具を #IraqHope #絶望から希望へ #makeitbettermosul


[PR]
by nao-takato | 2017-04-05 06:01 | 支援/プロジェクト

リアルタイムでイラクの今をお知らせする為の公開日記


by nao-takato