考えました!内部被ばく防護策 for キッズ、ガールズ&ボーイズ

6月2〜3日は、福島県内をあちこちを測定してまわってきました。

先日、友人のジャーナリストから、
「原発作業員の方が相馬市の自宅付近を測定をしたところ、高い数値を確認した」
という連絡を受けました。
その後ずっと気になっていました。

相馬市は、西に「計画的避難区域」の飯舘村、
南には「計画的避難準備区域」の南相馬市が隣接しています。
確かに汚染地図などを見ても、
相馬市は汚染の風を免れた特に警戒の必要がない地域に見えます。

相馬市の空間線量は県のホームページにもあるように、
0.3マイクロシーベルト/毎時が平均のようです。
私の測定器でも大体同じでした。

ただ、地表はやはりもっと高くなります。
たとえば、6号線沿いの駐車場の植え込みで1マイクロシーベルト/毎時以上の箇所が複数。
(別の日に同じ駐車場の側溝で森住さんが4マイクロシーベルト/毎時を確認)
テニスコートの周辺の植え込みでもやはり1マイクロシーベルト/毎時以上。
屋根付き自転車置き場の雨樋で、2〜3マイクロシーベルト/毎時。
雨樋で6〜7マイクロシーベルト/毎時でした。

また、前出の原発作業員の方が再度測定をしたところ、
相馬市の自宅の水道メーターのボックスで6.5マイクロシーベルト/毎時を確認したとのことでした。

福島県では、天気予報の最後に「今日の放射線数値」というのが流れます。
でも、やっぱりテレビやラジオで流れる数値だけに頼っていてはいけないと思いました。

そして、避難区域指定になっていないとしても、
被ばく防護策は取るべきではないかと思うのです。

本音を言うと原発から80km圏までは避難区域にしてほしいと思ってます…。
あるいは、子どもたちだけでも長期休みはどこかに疎開してほしいです。
でも、すぐには対応できない場合も多いし、
決断を迷っている間も放射性物質に囲まれているわけで…。

子どもたち、男の子女の子たち、若い女性たちの姿を見ながら、
考え込んでしまいます。
暑さを凌いで、
ちゃんとオシャレもできて、
抵抗なく日常生活に被ばく防護策を取り入れるにはどうしたらいいんだろ?
と、考えてます…(・_・;)?

内部被ばく予防についてはいろいろ出ていると思うのですが、
瓦礫撤去ボランティアさん向けに書いたように、細かく考えてみました。
これまで諸先生方にご指導いただいたことをもとに、
いろいろな防護法をシチュエーション別に出してみます。
また、放射性物質も複数あってそれぞれ特徴はありますが、
いずれにしても見分けがつきませんので、
放射性物質ぜーんぶ要注意、ということで(-_-;)
一応「福島県での生活」を想定しています。

想定1:夏場、子どもたちが外で遊ぶ場合
<測定器で遊具などを測定し、高い数値のところには近づかないという条件>

①マスクは必ずしてほしい!でも、子どもは長時間マスクをするのは嫌がります。そうなったら、屋内での遊びに切り替えた方がいいですね。

②切り傷、擦り傷がある時はバンドエイドでふさいだり、夏場でも長袖を着せたりして露出しない方がいい。でも、被ばくを気にしすぎて熱中症になったらシャレになりませんので注意。いつもよりこまめに水分補給が必要になりますね。水筒はふたを開けずにすむストロー付きがベター。一口目は飲み込まずに、口の中をゆすいでね。

③転んで擦りむいた!という時は、傷口から放射線物質が入るのを防ぐため、すぐに水で洗い流したい。でも、近くに水がないということもあるので、飲み水兼用で水筒は持っていたいですね。どうしても水がない!という時は、除菌シートとかウェットティッシュで拭き取りたい。

④髪の毛に付着するのをなるべく防ぐために帽子はマスト。熱射病を防ぐためにも。

⑤雨天時は外で遊ばない。でも、雨天でも学校は行かなくちゃならない。傘をさすのが難しい年齢の低学年はカッパ上下と長靴がいいと思います。ちびっ子は、上向いて口開けて、雨を飲んだりしないでね(^_^;)

⑥カッパは着たくない!という年齢だったら、傘と長靴はマストでしょう。どちらも洗いやすいもの。カッパや傘は教室に持ち込むならビニールで密封したい。

⑦ 雨天でも晴天でも屋内に入る時は靴の泥やホコリを落とすのはもちろん。しかし、そう考えると大勢が出入りする学校の玄関は、下駄箱と廊下の間にもう一つ内玄関がほしいかも!

⑧家に入る前に、まず服に付着したのを除去したい。とにかく屋内は「安全圏」にしておきたいので。玄関にフィルター付きの小型掃除機を常備しておいて、家に入る前に全身に付着したのを吸い取っちゃいたい。あるいは、濡れたタオルで全身を拭くのがいい。髪の毛に付着したのも拭き取りたい。使ったタオルは水洗いしましょう。

⑨すぐに服を脱がせる。その際、舞い上がったものを吸い込まないようにする。
Tシャツなどを脱ぐ時は顔面に密着するので特に、口、鼻、目から入らないように注意する!たとえば、湿らせたタオルで頭と顔全体を覆ってからTシャツを脱ぐとか。

⑩お母さんの全身に付着した放射性物質も同じように除去しましょう。いくらお子さんをきれいにしてもお母さんに付着していたら全く意味なし!お父さんが仕事から帰ってくる時も同じように除去してから家に入るようにしましょう。ハグはその後に!

⑪鼻をかみ、うがいをし、手、足、顔など露出していたところを水洗いしてから、おやつタイムにしましょう!

ポイントはやっぱり
吸い込まない、取り込まない、ほっとかない!


想定2:夏場、女性が出かける場合
<数値の高そうなところは近づかないという条件>

①帽子を被れば髪の毛に付着するのをある程度防げそう。つばの広いものとかいいかも。

②日傘をさすのもあり。少しでも被ばくを低減させるため。ただし、布製の傘は放射性物質が除去しにくいので、ツルツルのナイロン製がベターでしょう。

③サングラスもあり。直接目に入るのを少しでも減らしたい。

④ウェットティッシュとかビ○レのサラサラパウダーシートで露出していた部分を拭いて、汗と一緒に放射性物質も拭き取りたい!

⑤一番の問題は、メイクした顔。呼吸する口と鼻があって、目からも入りやすいのに、1日に何度も顔は洗えない!でも、屋内に入るなら、まず化粧室で顔をクレンジングシートでも、ウェットティッシュでも、乳液をつけたコットンでも、とにかく一度顔を拭いてしまおう。さっぱりしてからファンデーションをつけ直す。汗や皮脂でテカテカしていると、なんとなく放射性物質が顔面に居座ってそう…。なので、汗、皮脂と一緒にバイバイ!

⑥拭き取ったシートやティッシュは、ビニールに入れて密封して捨てよう。

⑦屋外での飲食は避けたい。どうしてもという場合、飲み物はふた&ストロー付きがベター。マスクをしてても、一口目はできれば飲み込まないようにしたい。でも、どこでもペッなんてしないでくださいね。場所を考えましょう。というわけで、屋外で飲食はしない方がいいです。

⑧マスクはやっぱりしましょう!湿らせたガーゼをマスクの内側に入れるとより放射性物質をカットできるけど、ガーゼがないからってティッシュを濡らして入れたら窒息しそうになるので気をつけて!最近、ガーゼマスクが復活の兆しですが、どうなんでしょうか。今度試してみたいと思います。

ポイントはやっぱり
吸い込まない、取り込まない、ほっとかない!

特に若い女性は気をつけましょう!
可能であれば、汚染の少ない地域に行く方がもちろんいいです。
男性、特に40歳前の若い方は同じように気をつけましょう!

これから新たに避難区域になる場所も増えるかもしれません。
今現在も原発からの放射性物質は微量でも出続けていて、
あらゆるものが想像以上に汚染されていて、
呼吸をする毎にそれを少しずつ吸い込んでしまいます。
内部被ばくを低減させる最大限の努力をすべきと思います。

原発はまだ収束していませんし、
放射能は地表に積もったり、舞い上がったり、雲と一緒に移動したりして、
遠く離れた所でもホットスポットになるかもしれません。
福島県以外でもこうした内部被ばく防護は心がけた方がいいように思います。

これから結婚する、結婚しなくても子どもほしいという方は特に…。

今回、この「被ばく防護策 for キッズ」をまとめようと思ったきっかけは、
都内でのイベントで知り合った小さなお子さんを持つ @emi_nakae さんとの会話からでした。
子どもを外で遊ばせる時、何に注意したらよいかと心配されていました。

下記URLは@emi_nakaeさんのHPとブログです。
イラストで解説したお掃除の仕方などを書かれています↓

emibatake
できることから、はじめたい
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by nao-takato | 2011-06-13 22:14 | 東北関東大震災

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